代表理事就任のご挨拶
この度、一般社団法人 日本デジタル・アドバイザリー戦略協議会(JDACs)を設立し、代表理事に就任いたしました高萩遼介です。
私たちはいま、デジタル技術やAIが、単なる業務効率化の手段ではなく、
経営・社会・制度そのものを左右する存在となる時代に生きています。
その一方で、デジタル投資やDXの意思決定は、
高度な専門性と多様な利害が絡み合い、「正しい判断とは何か」を見失いやすい状況に置かれています。
私はこれまで、デジタルマーケティングやDX支援の現場において、
戦略立案から実行、検証に至るまで、数多くの意思決定の現場に立ち会ってきました。
そこで一貫して感じてきたのは、成果を分けるのは手法やツールではなく、意思決定の質そのものだという事実です。
多くの組織では、「誰の提案を信じるべきか」「その判断が本当に妥当なのか」「説明責任を果たせる根拠は何か」といった問いに、
十分に向き合う時間や視点を持てないまま、重要なデジタル投資が進められてしまう場面が少なくありません。
JDACsは、そうした構造的な課題に対して、利害から独立した第三者の立場で、
判断を整理し、検証し、助言する存在として設立されました。
私たちは、誰かの代わりに意思決定を行う組織ではありません。
また、特定のベンダーや方法論を推奨する立場でもありません。
あくまで、意思決定を行う方々が、納得感と説明責任をもって判断できる環境を支えることを使命としています。
JDACsが掲げる「中立性・検証性・社会的誠実性」は、
単なる理念ではなく、デジタル時代における意思決定の前提条件だと考えています。
証拠に基づき、検証可能で、誰に対しても説明できる判断。
その積み重ねこそが、組織や社会にとって持続可能なデジタル活用につながると信じています。
本協議会では、顧問・アンバサダー・有識者の皆様とともに、
専門性と社会的視点の両立を図りながら、第三者アドバイザリーという新しい役割を社会に根づかせていきます。
JDACsが、デジタル時代における「信頼できる判断軸」として機能する存在となるよう、一歩一歩、誠実に活動を重ねてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人 日本デジタル・アドバイザリー戦略協議会
代表理事 高萩 遼介